こんなお悩みありませんか
- 年々しみが増えている気がする
- 色々な化粧品を試したけど、効果がない気がする…
- 皮膚科での治療って、どんなことをするんだろう?費用は?
- しみの種類がたくさんあって、自分の症状がどれに当てはまるかわからない…
しみ
しみとは、皮膚内で作られるメラニンという色素が沈着したもの。紫外線を浴び続けることでできる「日光黒子(老人性色素斑)」がもっとも一般的ですが、子どもの頃からみられるそばかすや、ホルモンバランスの崩れが関係する「肝斑」というしみもあります。
しみとは、薄茶色や濃褐色の色素が肌にあらわれるもので、大きく次の4つに分類されます。
01日光黒子
多くのしみがこのタイプ。日光性黒子、老人性色素斑とも。淡褐色~濃褐色の色素斑で、顔以外にも手、背、前腕、上背などの露出部に多い。特に中年以降に増え、主に紫外線が原因とされる。
02雀卵斑
いわゆる”そばかす”。直径数ミリ以下の丸い斑点のような顔に生じる茶褐色の小さな斑点で、頬や鼻の周りなどに多く出る。遺伝性が強く、3歳ごろから見られ、思春期に特に目立つようになる。
03炎症後色素沈着
やけど、ニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に生じる褐色のしみ。年齢・性別・部位に関係なくできるが、時間とともに徐々に薄くなることが多い。
04肝斑
女性の顔に多く生じるしみで、妊娠・経口避妊薬などにより誘発あるいは悪化するので、女性ホルモンが関連して発症するといわれる。紫外線で少し悪化する。薄い褐色でやや大きく、頬骨に沿って左右対称にできるのが特徴的。高齢者ではほとんど見られない。また、レーザー治療で悪化するといわれている。
このほか、肝斑や雀卵斑によく似ている後天性真皮メラノサイトーシスというあざなどもあります。
01紫外線を浴びるとメラニン生成
表皮が紫外線を浴びるとメラノサイトに信号が送られます。するとメラノサイトはメラニンという色素を生成し、細胞内のメラノソームという小胞に蓄積します。メラニンが充満したメラノソームは、メラノサイトの先端からケラチノサイトに受け渡され、ここでメラニンが現れます。メラニンはケラチノサイト内に留まり、紫外線から細胞核を守るはたらきをします。
02皮膚のターンオーバー
表皮の一番下の基底層にある表皮細胞が分裂して徐々に押し上げられ、最後は細胞核のない角質に変化してアカとなってはがれ落ちていきます。これがターンオーバーで、およそ28日のサイクルで行われます。紫外線を浴びてつくられたメラニンも細胞とともにはがれ落ちていくので、通常の一時的な日焼けなら約1ヶ月後には消えるしくみになっています。
03大量のメラニンの滞留がしみに
長時間または強い紫外線を浴びると、メラノサイトの数が増え、メラニンの生成は活発化します。一方、加齢、紫外線の浴びすぎ、肌への過度の刺激、ストレスなどによりターンオーバーのサイクルが乱れると、新陳代謝が滞留しメラニンも滞留してしまいます。たくさん生成されても、なかなか消えていかないメラニン。これが、色素沈着が進んだしみの正体です。
しみの治療としてクリニックで良く用いられる治療法がレーザー、光治療、内服薬です。症状に合わせて最適な組み合わせで総合的に治療していきます。
ルメッカは光治療と呼ばれる治療法で、広範囲の光を照射することで、しみ・くすみ・赤ら顔・毛穴・キメなど多くの肌トラブルを同時に改善させる効果が期待できる治療です。
広範囲の波長の光を照射することが特徴で、1回の照射でしみやそばかすの原因であるメラニンや、ニキビ跡・赤ら顔の原因の色素などに幅広くアプローチできます。さらに真皮の線維芽細胞芽細胞を活性化させることでコラーゲン産生を促し、小じわ・毛穴の開き・キメの改善などをもたらします。正常組織に対するダメージが少なく、近年ではレーザー治療と同様に人気の治療法となっています。
施術時間 | 10~20分程度。 |
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ダウンタイム | 当日より洗顔、お化粧可能 |
リスク・副作用 | 稀に照射部位に赤みが強く出ることがあります。 |
来院の目安 | 3~4週間に1回 |
注意事項 | 準備中。 |
レーザー治療は皮膚に細かくレーザーを当てることでダメージを与え、そのダメージ修復過程を利用してコラーゲン産生を促し、新しい肌を再構築する治療方法です。細胞内の水と反応することで熱エネルギーが発生し、蒸散、蒸発作用により、ホクロやいぼを除去したり、しみやそばかすの原因となるメラニンに作用する効果が期待できます。
施術時間 | 15分~30分程度。 |
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ダウンタイム | 当日より洗顔、レーザー部位以外はお化粧可能。 |
リスク・副作用 | 稀に照射部位に赤みが強く出ることがあります。 |
来院の目安 | トーニングは3~4週間に1回。 |
注意事項 | 準備中。 |
シナールはビタミンCとパントテン酸を配合したビタミン複合剤です。メラニン色素の形成を抑えてくれる効果があり、しみやそばかすのケアに使用できます。妊娠中や授乳中、消耗性疾患などビタミンCが消耗しやすい方の補給を目的として作られたお薬ですので、安全性が高いです。
トラネキサム酸は、特に肝斑に対しての効果があり、肝斑の治療薬として最も多く使われているお薬です。しみの元となるメラニンを生成する細胞メラノサイトの活性化を抑制する効果があり、しみをできにくくしてくれます。
また、ニキビなど皮膚に炎症が起こった後に色素沈着をしてできてしまったしみに対しても、メラノサイトの活性化を抑制することで、しみを薄くし、美白効果も期待できるとされています。
ユベラとはビタミンEを配合しているお薬で、肌の代謝を良くしてターンオーバーを促進したり、しみを薄くしたり、抗酸化作用が期待できます。幅広い世代の方にお使いいただけます。
ハイチオールはL-システインを有効成分としているお薬で、パントテン酸など代謝に欠かせない成分も配合しています。湿疹、ニキビ、蕁麻疹などさまざまな肌トラブルの治療に用いられるお薬ですが、しみに対してはメラニン色素の抑制し、しみを薄くする効果が期待できます。
ゼオスキンとはアメリカのゼインオバジ医師が35年以上の研究の末に作り上げた美肌になるためのスキンケアプログラムのことで、この方の名前の頭文字を取って「ZO SKIN」という名称になりました。一人ひとりの肌の状態に合わせて、洗顔から保湿までの商品をカスタマイズできるというもので、スキンケアに「ハイドロキノン」と「トレチノイン」を取り込むことを最大の特徴としています。これによって肌質を根本から改善し、乳幼児のような健康で美しい肌を目指します。
ゼオスキンは市販での取り扱いがなく、医療機関向けの商品となります。専門の医師、看護師、アドバイザーに自分の肌質を診察してもらったうえで、ぴったりのスキンケア商品を選んでもらえるため、効果を確実に実感できるというメリットがあります。オリジナルの成分を多数配合しており、老化のもとになる有害な近赤外線やフリーラジカルから肌を守って、現在だけでなく未来の肌も美しく保てるようにサポートしてくれます。
ほかにも植物幹細胞と加水分解セリシンでお肌のハリをサポートしてくれます。肌質や肌の悩み別に幅広いラインナップが取り揃えられています。
しらたま点滴とは強力な美白成分のグルタチオンを主成分とする点滴です。肝斑、炎症後の色素沈着や、抗老化、抗酸化といった効果が期待できます。メラニン色素の生成を抑える働きもあるためしみやそばかすの改善に対しても効果があります。
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